心身の不調に効く日光浴のススメ
こんにちは。ゆるむスタッフです。
夏真っ盛りですね☀
日差しがガンガンに強くて、生命の源、を通り越して身の危険を感じます(-_-;)
お客様もゆるむに入って来られると「ふう~っ」と一息をつかれています。
強い紫外線はしみ・そばかす・皮膚癌の原因と言われ、日焼け止めに始まり日傘、サンバイザー、手袋、、、と気を使っている方も多いと思います。
ところが、最近では余りにも日焼けを恐れて直接太陽光線に当たることがなくなったせいで、健康を害している方が増えているのをご存じですか?
こんなに暑いと、ついつい日に当たるのをできることなら避けたくなるのですが、最低でも一日15分程度日光に当たらないと、私たちの体や心が不調をきたします。
ではお日様に当たることで、いったいどんな効果があるのでしょうか。
1.日光に浴びないと、私たちの体内でビタミンDが生成されません。
このビタミンDがどんな働きをしているかというと、私たちの腸内のカルシウムやリンの吸収を促進させたり、カルシウム濃度を調節しているので、不足すると骨が弱くなる可能性があります。また、最近の研究では遺伝子の発現を調整する役割を担っていて、免疫システムにも大きく関係することが分かっています。
2.体内時計の調整を行っています
暑くて寝苦しい夜や過度なストレスがかかると、ついつい夜更かししてしまいがちですが、可視光線は体内時計を調整するといわれています。目の網膜が光を感じることで、体内時計をリセットしているのだそうです。網膜だけでなく、最近では肝臓、肺、胃、骨格筋、皮膚などにも時計遺伝子があることが分かったそうですよ♪
網膜から入った光によって、脳の視床下部にある「視交叉上核(しこうさじょうかく)という体内時計がまずリセットされ、この後体のあちこちにある体内時計に伝わり、合わせてリセットされると考えられています。
現代人は人工光源(室内灯、テレビ、スマホ、パソコン)により、気付かないうちに体内時計と睡眠パターンのズレがちです。ほおっておくと、心臓病、高血圧、糖尿病、肥満、がん、うつ病、心身病などのリスクが高まりますので、怖いですね。。。
そういえば、日照時間の短いヨーロッパなどでは、雨季に入るとうつ傾向の人が増えると聞いたことがあります。
3.内分泌系や自律神経の乱れを整えてくれます
太陽光線はからだの機能を修復してくれる成長ホルモンや女性ホルモンなどの内分泌系や自律神経の乱れを整えて調節してくれます。そのため、更年期障害やうつ病などにも日光浴がよいと言われています。その他、血糖値や血圧を下げる、有毒物質の対外排出を促す、感染症の予防や改善、脳に影響を与え行動や認知を調節する、偏頭痛の改善に役立つといわれています。
それでも、やっぱり「日焼けは・・・」と気になる方は、メラニンのない手のひらを15分日光に当てるといいそうですよ。
古代ローマでは「太陽の来ない家には医者がやってくる」ということわざもあるくらい、日光浴が医療の場に取り入れられていました。
自律神経を整えるゆるむの施術と合わせて熱中症にならないよう、しっかり水分補給をして、日差しが最も強い10時~14時は避けて、できれば早朝や夕方の時間帯で、無理せず上手に日光浴を取り入れてくださいね。
参考:「一日15分日向ぼっこするだけで健康になれる」工学博士リチャード・ボブデイ著
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