お口天国 腹地獄!
こんにちは、ゆるむスタッフです。
朝出かけに何気なくテレビを見ていると、夏のスィーツ特集をやっていました。
こだわりのかき氷、アイスクリーム、パンケーキ。。。
どれも美味しそうで魅力的ですね~~。
私も甘いものが大好き♡なので、ついついTVに目が釘付けになってしまいます。
街中を歩いていても、コンビニに入っても、たくさんの美味しいものが溢れて、よほど高級でない限り大抵は手に入ってしまいますが、健康のことを思うと悩ましい限りです。
特に、スィーツには欠かせない「お砂糖」ですが、スィーツ以外にもあらゆる食べ物に入っているので(試に食べ物の商品表示を見てみてください)、無自覚に思った以上に摂取している方が多いと思います。
実はこのお砂糖、お口に入れた瞬間はとっても幸せ感を感じさせてくれるのですが、内臓に悪さをし、心身の不調をもたらす原因になってしまうのです。
だからといって完全にお砂糖を止めましょう、と言われてもなかなか難しいことです。
「ゆるむ」ではご利用の皆様に「2週間or1週間お砂糖を止めてみましょう」或いは「ひかえましょう」とお伝えして、まずは身体の変化を実感していただいております。
今日は私自身も自戒の念を込めて、どうして「お砂糖が体に悪いのか」をもう一度整理してみますね。
1.お砂糖は身体を冷やします
最近、冷え性でない方に出会う方が難しいくらい、身体が冷えている方がとても増えているのを感じませんか。
夏のエアコンや薄着で外から体を冷やし、砂糖で内側から冷やすと、血流が悪くなり、酵素の働きがにぶくなるので栄養が全身に行き渡りにくく、体内に老廃物が溜まりやすくなります。そのため「自然治癒力」が弱り、自律神経が乱れ、ストレスへの耐性も弱まります。
2.お砂糖は身体のカルシウムを吸い取ってしまう?
ケーキやコーヒー、お料理にも使われる白いお砂糖ですが、もともとはサトウキビからつくられるものですが、精白する課程で様々な薬剤を使ってビタミン、ミネラルが根こそぎ削がれたものです。私たちの口に入る頃には大切な栄養素はなくなっています。さらに体に砂糖を入れると、逆に私たちの骨を溶かしてカルシウムが奪われてしまうので、虫歯や骨が弱くなったりします。
3.腸内環境を荒らす
最近では「第二の脳」とも言われる腸ですが、お砂糖は腸を荒らしてしまいます。砂糖を摂取すると胃腸の動きが止まる「糖反射」という反応を起こしたり、悪玉菌を増やしたりして便秘になりがちです。
お砂糖を多く摂る人はむくみやだるさを感じる人もいれば、お肌が荒れる方もいます。また、たるみや黄ばみ、乾燥によるシミの原因にもなります。
4.ネガティブになり、うつになりやすい
白砂糖を摂取すると、脳内では脳の神経伝導体であるドーパミンが大量に放出され、血糖が急激に増えたのち、セロトニン(幸せ物質)が分泌されます。(だから甘いものを食べると幸せ~♪な気分になるのですね)ところが血糖値が急激に上がるため、低血糖症を引き起こす原因にもなり、大量に摂取するとキレやすくなったり、気分的にネガティブになったり、鬱になりやすいことが分かっています。
実際にこれらの症状に悩まされていた人が、白い砂糖の摂取をやめたところ、症状が治まった事も確認されています。うつの症状が緩和された、集中力が身に付いた、やる気が出たなど白い砂糖をやめる事で得られる健康効果は他にもたくさんあるようです。
どうしても甘味が欲しいというときは、フルーツを食べるかビタミン、アミノ酸、たんぱく質、有機質、ポリフェノールを含みながらも白砂糖よりカロリーの少ないメープルシロップに代えるといいですよ。
飽食の時代ゆえの悩ましい「お口天国 腹地獄」と言われる問題。
まずは自分がどれだけ甘味を摂取しているかを知る為だけでなく、足りない栄養素を知るために、一週間食べたものを写メして記録してみるのをおススメします!(^^)!
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