栄養のお話

先日のゆるむ整体&整腸セラピスト養成講座での「栄養医学」の時間にて。
テレビでもオーソドックスな料理番組始め、食べ歩きや時短料理、ご当地料理紹介や健康番組での食品紹介など、食べ物の情報に溢れていますよねぇ。
そして一つの情報が放映されると、スーパーのその食材コーナーが「入荷待ち」の札がかかっているのを何度も目にしました。
食べ物のお話がありましたが、最も印象に残ったのは「鉄が足りないから、鉄分を補給すればいいや」という単純な話ではないのだ、ということ、ひとつの食材で完全なものはないということ。
例えば、どんなに鉄を摂取しても、鉄を吸収するのに必要な他の栄養素が必要となります。
さらに、身体が栄養素を吸収できる環境が整っていない(自律神経が乱れている)と、食べても食べても栄養吸収できません。
また、お肉はアミノ酸スコアが満点ですが、だからといって抗生物質などの化学物質が含まれていると、身体に取り込んだ時に化学物質が神経に悪さをします。
結局は、自分の身体の状態を良く知ること、
栄養吸収できる身体の環境を整えること、
そして、一つの食材のどの面を捉えて取り入れるか選択することはもちろん、様々な栄養素をバランス良く取り入れることが大切なんだなぁと再認識しました。
自分が食べたいものは大抵手に入る環境は、一見便利なようで、却ってのちのち不便(体の不調)な事態を引き起こしてるように思えて、自分の身体を健康に保つには、やっかいな世の中なのかもしれないなぁとしみじみ思います。
「最近本当に癌やアレルギー、婦人病で苦しんでいる人が周囲に多い」というお話も出て、今ある健康を保つために、どうするべきか考えさせられた時間でした。
そして、まだまだ実感がなく先だと思っている老後は、今から備えて遅くはない!なんて話も。
健康寿命を長くするためにも、日々のメンテナンスが必要ですね。