更年期の「身体のあちこちが痛い」は、なぜ起こるのか

ホルモンバランス、自律神経、毛細血流の3つから紐解きます

更年期女性の痛み。3つの要因とは

大阪府豊中市「自律神経整体ゆるむ」の整体現場お悩みランキング上位に常に入っているのが、更年期女性からの体の痛みに関する次のような訴えです。

・肩や首がいつも重くてこっている
・腰や膝がしくしくと痛む
・かわるがわる、あちこちが痛む
・朝起きると全身がこわばっている
・検査では「特に異常なし」と言われるのに、つらさだけははっきりある

単なる「年齢のせい」では片づけられないこれらの痛みには、いくつかのはっきりした要因があります。

今回は、更年期女性の体の痛みに関わる、次の3つの要因を紹介します。

① 痛みを抑えるホルモンのブレーキが弱くなること
② ホルモン変動に伴って自律神経が乱れること
③ 真性毛細血管が十分に働かず、ホルモンが細胞に届きにくくなること

あわせて、当整体院の療法「自然無痛整体療法」が、これらにどう働きかけていくのかもお伝えします。

1 痛みを抑える「ホルモンのブレーキ」が弱くなる

更年期から閉経にかけて、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンは大きく揺れながら、ゆっくりと低下していきます。

これらのホルモンは、単に月経や妊娠に関わるだけではありません。
脳の中で次のような物質と深く関係しています。

・セロトニン(気分を安定させ、痛みを和らげやすくする)
・エンドルフィン(身体がもともと持っている「痛み止め」のような物質)
・GABA(神経の興奮をしずめる働きを持つ物質)

これらは、脳から脊髄へ向かう「下行性疼痛抑制系」と呼ばれる痛みのブレーキ回路を支える存在です。

ホルモンレベルが低下してくると

・痛みを抑える側の回路が弱くなる
・同じ刺激でも「痛い」と感じやすくなる
・一度出た痛みが引きにくく、長引きやすくなる

といった状態になりやすくなります。

そのため、もともと軽い負担を抱えていた関節や筋肉に、

「ある日を境に痛みとしてはっきり出る」
「いつもの肩こりや腰痛が、急に強く感じられる」
「日ごとに違う場所が、あちこちいたくなる」

ということが起こりやすくなります。

2 ホルモン変動にともなう自律神経の乱れが痛みを増幅させる

女性ホルモンの変動は

自律神経とホルモンの司令塔である視床下部にも大きな影響を与えます。

その結果、

・交感神経が優位に傾きやすい(緊張しやすい、動悸、のぼせなど)
・副交感神経の働きが低下しやすい(回復しにくい、消化不良、眠りが浅いなど)

というアンバランスが生じます。

交感神経が優位な状態が続くと

・筋肉が「いつでも動けるように」軽く力が入ったままになりやすい
・末梢の血管が収縮し、筋肉や関節への血流が低下しやすい
・老廃物が流れにくく、「こり」「重だるさ」「鈍い痛み」が出やすくなる

さらに、副交感神経の働きが弱いと

・夜ぐっすり眠れず、回復が追いつかない
・胃腸の働きが乱れ、栄養やエネルギーの補給が不安定になる
・慢性的な炎症が収まりにくい

このような状態が重なり、「寝ても疲れが抜けない」「毎朝身体が固まっている」といった感覚につながっていきます。

つまり、更年期の痛みは、

「局所の故障ではなく、自律神経の乱れによる全身状態の変化が、痛みを増幅している」

といえるのです。

3 真性毛細血管が活性化しているかどうかが「ホルモンの届き方」を左右する

ここで大切な視点をもう一つ紹介します。

「ホルモンは足りているかどうか」だけでなく
「つくられたホルモンが、本当に必要な細胞まで届いているかどうか」

という点です。

ホルモンは血液に乗って全身を巡りますが、細胞と物質のやりとりをしているのは、動脈や静脈ではなく真性毛細血管と呼ばれる細い血管の領域です。

※真性毛細血管とは血管の90%を占める最も細い毛細血管であり、細胞へ酸素と栄養を最終的に引き渡す血管

自律神経の乱れ、とくに交感神経優位の状態が続くと

太い血管ばかりを血液が通り、真性毛細血管の流れが乏しくなってしまいます。

その結果、

・内分泌器官で作られたホルモンが、末梢の細胞まで十分に届きにくくなる
・一方で、老廃物や炎症物質はたまりやすくなる

という状況が生まれます。

血液検査ではホルモン値が保たれているように見えても、局所の細胞レベルでは「ホルモン不足に近い状態」になっている部位もあり得る、ということです。

この意味で、

「真性毛細血管がきちんと開いているかどうか」
「ホルモンを運ぶ“細い道”が生きているかどうか」

は、更年期の痛みを考えるうえで重要な要素になります。

4 自然無痛整体療法が更年期女性の痛みを和らげる3つのポイント

自然無痛整体療法の視点から見ると、以上の3つの問題に対して次のような方向性で働きかけていくことができます。

1)ホルモンの働きを活発にする

全身への痛みのない、ごく微細な刺激を用いて、脳神経系にアプローチし、視床下部・下垂体に働きかけます。と同時に、副腎などの内分泌系全体にやさしく働きかけ、ホルモンレベルを活性化します。

その結果として、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンやGABAなど、痛みを抑えるホルモンの働きが、促されます。

2)自律神経のバランスを整える

筋肉・筋膜・関節・内臓に対して強い刺激を使わず、安心できる範囲の微細刺激で緊張をゆるめていきます。

これにより、交感神経の過剰な緊張や背側迷走神経の働きを落ち着かせ、副交感神経(腹側迷走神経)が働きやすい状態を引き出し、呼吸・心拍・消化・睡眠といった「回復の為の働き」を整えます。

3)真性毛細血管を活性化し、ホルモンが細胞に届く環境を整える

自律神経の安定や筋緊張の改善を通じて、真性毛細血管が開きやすい状態をつくります。

真性毛細血管が活性化すると、内分泌器官で作られたホルモンが、末梢の細胞にしっかり届けられるようになり、同時に酸素・栄養・老廃物の流れもスムーズになります。

1)2)3)・・・つまり

・ホルモンをつくる力(内分泌系)
・ホルモンの働きやすさを決める土台(自律神経)
・ホルモンを運ぶ細い道(真性毛細血管)

この3つを同時に整えていくことで、痛みのブレーキを回復させ、痛みを増幅させる要因を静めていく事が出来るのです。

5「年齢だから仕方がない」で終わらせないために

更年期の痛みは

・ホルモン変動による痛みのブレーキ低下
・自律神経の乱れによる筋緊張・血流低下・睡眠の質の低下
・真性毛細血管の働きの低下による「ホルモンが届きにくい身体」

といった複数の要因が重なって起こる「多層的な痛み」です。

裏を返せば

・内分泌系の働きを整えること
・自律神経のバランスを整え、回復モードを取り戻すこと
・真性毛細血管を活性化させ、ホルモンや酸素が細胞に届きやすい身体にしていくこと

この3つの方向にアプローチすることで、「痛み」が少なくなってくるのです。

更年期の痛みを「としだからしかたがない」と、あきらめるのではなく…

「ホルモンバ」「自律神経」「真性毛細血管」

この3つの視点で身体を見直していくことが、より楽に暮らしていくための一つの手がかりになると考えています。

自律神経整体ゆるむ
整体院長 須藤孝志

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