NHKスペシャル キラーストレス第1回を見て自然療法家として思う事

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自然整体ゆるむ 院長の須藤です。

昨夜のNHKスペシャル『キラーストレス第1回』を見ました。

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160618

あなたを蝕(むしば)むストレスの正体 ~こうして命を守れ~

という内容でした。

 

世界最先端の生体科学理論であるという内容でした。

ストレスが自律神経とホルモンという2種類の神経伝達回路を使って身体にダメージを与えるという事が一般の方にも理解しやすい映像と説明で紹介されていました。

自律神経は電気信号なので素早く伝わります。なので、電話やメールに例えられます。

ホルモンは生化学作用なのでゆっくり伝わります。よって、手紙に例えられます。

 

この二種類の神経伝達方向を使って身体の各器官を動かしています。

自律神経とホルモン・・両面にアプローチすることが大事なんですね。

とても分かりやすかったので多くの人に見ていただきたいなあと思いました。

 

ただ・・、世界最先端と言いますが・・我々自然療法家が以前から実践したり訴えかけてきた事なんですよね・・。

科学的に説明・証明されるようになっただけです。

それから、第1回目の結論では、運動により延髄を刺激することにより自律神経コントロールが適正になり、ストレス対処できるとありました。
まさに運動が大事と・・まったく同感です。

 

ただし、運動できない人はどうしたら良いの?? まで、言及されていませんでした。

身体表象(全身に20~30万個以上ある感覚受容器)から脳に刺激を与えることで、運動と同様あるいはそれ以上の効果があることは、まだまだ科学的にエビデンスが取れていないんでしょうね・・。

いつの日か、我々がやっている繊細な手技が科学的に解明される日を待ち望みます。