自律神経を整えるマインドフルネスのすすめ

自然整体サロンゆるむ 院長須藤です。

爽やかで心地よい季節ですね・・。

こんな過ごしやすい季節は、ご自身の心と身体に向き合うのにピッタリな季節でもあります。
夏の疲れも回復して、寒い冬に向けて更に体力をつける時期です。
食事・運動・睡眠と生活を整えるのももちろん大事ですが、心と身体をパワーアップする秘訣を紹介します。



それはマインドフルネスと呼ばれる瞑想手法です。
瞑想というと宗教的なものと思われてしまいそうですが・・・。
35年ほど前にマサチューセッツ工科大学のジョン・カバット・ジン教授が、仏教瞑想の宗教色を排除して、健康技法としてマインドフルネス認知療法として利用し始めたのが始まりです。
仏教瞑想としての歴史は2500年にもなりますから、その効果はお墨付きです。
このマインドフルネスの目的は、もちろん健康ですが、その焦点は「たった今」を意識して幸せを感じる事です。




そのやり方はと言いますと・・。
「調身」「調息」「調心」の三つが基本になります。


まず、調身です。寝ても座っても起きても出来ますが、背筋を真っすぐ伸ばして口腔・胸腔・腹腔・骨盤腔の4つの腔をしっかりと保つことが大事です。これにより、身体の機能が負担なく活動出来るようになります。


次に調息です。呼吸は横隔膜をしっかり使った胸腔と腹腔を大きく動かす呼吸が大事です。特に吐く息に意識してゆっくり吐ききることです。これにより、副交感神経が優位になり、自律神経が安定します。


最後が、調心です。目はつぶった方が良いでしょう。何故なら視覚情報が多いと他の感覚が視覚に凌駕されてしまうからです。そして、五感に身をゆだね、体の感覚に意識を向けます。色々な感情や雑念が芽生えるはずですが、それらを否定することなく、ご自身の感情として観察しましょう。そのうえで、身体の感覚に意識を向けて「たった今を」感じましょう。



この、「調身」「調息」「調心」の三つによるマインドフルネスにより、世界と繋がっているのは過去でも未来でもなくたった今・・自分の感覚である・・。と思えたら、心配事、イライラ、怒り、ストレスから解放されます。



マインドフルネスはとても簡単です。
だけど効果絶大です。
ほんの2~3分からでも大丈夫!



心と身体をパワーアップするマインドフルネス・・試してみてはいかがでしょうか(^^♪

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