神経可塑性により不調を改善する!
自然整体サロンゆるむ 院長 須藤です。
神経可塑性って聞いたことありますか?
耳慣れない言葉だと思います。
昨今の脳科学の発展により一般に紹介され始めた言葉です。
今日はこの神経可塑性についてお話ししますね・・(^^♪
神経は、脳やせき髄などの中枢神経や身体全体に分布する末梢神経で構成されています。
それぞれの神経は、神経細胞と神経繊維で構成されていて、外界の刺激で常に機能的・構造的な変化を起します。
この外界の刺激で神経が変化する性質を神経可塑性と言います。
最先端の脳科学により、体の部位や思考と脳内のマッピングが明らかになってきています。
と同時に、外界の刺激で神経・・特に脳が変化することがわかってきています。
例えば、脳卒中で脳に障害を受け、右半身麻痺になった人の右半身に刺激を与え続ける事により、右半身をコントロールする障害を受けた部分の脳が機能回復して、麻痺が治癒する。こんな事が起きています。
脳の機能的変化が身体に影響するし、身体に対する刺激が脳を機能的に変化させ、結果的に身体の機能にも影響する。
この神経可塑性は急激な変化は期待できません。
しかし、少しずつではありますが確実な変化が期待できます。
頭痛・不眠・うつ・パニックをはじめとする自律神経の不調や、慢性腰痛・慢性疼痛などの辛い痛みや不調や、難治性疾患といわれる不調が脳神経への刺激で改善されていきます。
こんな素晴らしい神経可塑性を活用するにはどうしたら良いのでしょうか?
はい・・方法は、身体のあらゆる感覚受容器を通じて脳に信号を送る事です。
正しい方法で、脳に信号を送るのです。
例えば、皮膚へのアプローチはこんな感じです。
皮膚表面には20~30万個の感覚センサーが埋め込まれています。
機能的にざっと分類すると、
①触覚センサー
②痛覚センサー
③温覚センサー
④圧覚センサー
⑤振動センサー
があります。
受容器別に分類すると
①メルケル小体
②マイスネル小体
③ルフィニ小体
④ファーター小体
⑤自由神経終末
などがあります。
これらは、皮膚の浅い部分から深部まで身体全体に張り巡らされています。
これらの皮膚センサーを身体全体を優しく触れる事により刺激して、脳に多くの信号が送られます。
優しくという所が大事です。なぜなら、強い刺激では多くの感覚センサーは鈍化してしまうからです。
より多くのセンサーを通じて脳に刺激を与える為には優しい刺激でなければなりません。
こうして、身体の感覚受容器から脳へ信号を送ることにより、脳内の神経ニューロン間での繋がりが活発化して神経可塑性が発揮されるのです。
自然整体サロンゆるむは、優しくゆらし・身体全体に触れ・おなかを揉んで、身体のあらゆる感覚受容器から脳神経へ働きかけて、神経可塑性を活用して不調を快癒に導きます。
どこにいっても改善されない不調でお悩みのあなたとの出会いを心待ちにしています。
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