ノーベル賞で話題の「Tレグ細胞」で、アトピー症状が緩和するってほんと?

Tレグ細胞がアトピー症状をやわらげる理由

Tレグ細胞は免疫のブレーキ役

Tレグ細胞(制御性T細胞)は、皮膚でアレルギーの炎症が強くなりそうな時に、「落ち着いて」の合図を出して攻撃を弱めます。
その結果、かゆみ・赤み・乾燥を悪化させる炎症の勢いが下がり、掻きむしりの連鎖も起きにくくなります。

土台づくりとして、腸内環境が整い短鎖脂肪酸が増えること、自律神経が安定化することは、Tレグ細胞が働きやすくなる助けになります。

つまり、免疫が暴走しにくい体内の状態を整えることで、Tレグ細胞のブレーキが効きやすくなり、アトピーのつらさがやわらぎます。

「Tレグ細胞」発見でノーベル賞

坂口志文さんがTレグ細胞(制御性T細胞)という “免疫のブレーキ役” を見つけ、仕組みを明らかにした研究がノーベル賞を受賞しました。
ポイントは一つ。
免疫は「戦う力」と「おさえる力」のバランスで成り立っています。

Tレグ細胞ってなに?

Tレグ細胞とは制御性T細胞の事です。
風邪のウイルスにはきちんと戦う。
けれど、花粉や食べ物、自分の身体には過剰に反応しないようにブレーキをかける。
これが制御性T細胞の仕事です。
家で言えば「暴走しそうなお父さんをときに止めてくれる頼れるお母さん?

Tレグ細胞が減ると起きやすいこと

ブレーキが弱くなると、アレルギーやアトピーのかゆみが長引きやすく、関節リウマチや甲状腺の自己免疫トラブルなども起きやすくなります。
「炎症がなかなか引かない」「同じ不調をくり返す」背景に、ブレーキ不足が隠れていることがあります。

腸でTレグ細胞は育つ

腸内細菌が食物繊維を発酵させると、短鎖脂肪酸を作ります。
この短鎖脂肪酸がTレグ細胞を育ててくれる助っ人です。
つまり、腸の環境が整うほど、免疫のブレーキが働きやすくなるのです。

自律神経とも深くつながっている

自律神経、とくに迷走神経は、腸の蠕動運動と免疫の働きに大きく関わります。
ストレスや睡眠不足で交感神経が高まり過ぎると、腸内環境は乱れ、免疫細胞の働きも乱れ、炎症が鎮まりにくくなります。
腸・自律神経・免疫は一本の線でつながっています。

今日からできる、免疫力アップ習慣ベスト7

一 主食を「発酵が進む食べ方」に
腸内細菌の栄養を届けてしっかりと短鎖脂肪さんを作ってもらう為には、食物繊維が重要です。
主食やおやつには、冷やごはんや冷やしたじゃがいもがお勧め。
何故なら、レジスタントスターチという食物繊維がふえるからです。

二 毎日一品「水溶性食物繊維」
海藻、オクラ、めかぶ、切り干し大根、りんご、キウイ、納豆。少量でいいのでコツコツと続けましょう。

三 発酵食品を“ちょい足し”
味噌、ぬか漬け、ヨーグルト、甘酒などを一品。無理なく、”ちょい足し”が秘訣です。

四 呼吸で迷走神経をオンに
ゆっくり吸って、超ゆっくり吐く呼吸法を2〜3分。
仕事の合間や、寝る前にやると迷走神経(自律神経そのもの)が整い腸の動きが活発化して免疫力も上向きます。

五 朝いちばんで太陽の光
起きてから1時間以内に外の光を浴びる。
体内時計が整い、夜の眠りが深くなり、免疫細胞の働きも整います。

六 スマホは寝る1時間前におしまい
画面時間を減らすと、交感神経の過活動が静まり、炎症が落ち着きやすくなります。

七 たんぱく質を安定供給
卵、魚、大豆などを毎食、めやすは手のひら一つ分。
粘膜や免疫の材料が足りないと、炎症の治まりが悪くなります。

腸内環境を整える・自律神経を整え

Tレグ細胞は「免疫のブレーキ」。
腸内環境が良いと「Tレグ」細胞が育ち、自律神経が整うと「Tレグ」細胞が働きやすくなります。
食事・睡眠・呼吸を少しずつ整えるだけでも、炎症が鎮まり「Tレグ」細胞も活躍して、アトピーなどのアレルギー症状のつらさはゆっくり落ち着いていきます。
続けられる日々の習慣で「体調の底力」が上がります。

アレルギーやアトピーでお悩みの方へ
豊中市蛍池の当整体院では、自律神経と腸内環境を同時に整える施術と生活アドバイスをセットでサポートしています。
アレルギー、アトピーなどの免疫系の過剰反応による不調でお困りの方。
自律神経と腸内環境を同時に整えると「Tレグ細胞」がしっかり働き、アレルギー反応がやわらぎますよ!

自律神経整体ゆるむ
整体院長 須藤孝志

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