第2の脳と言われる腸に働きかけて身体を整えよう!
大事な仕事や試験の前に緊張してお腹がキューっと痛くなったことってありませんか?
なんとなく精神的な問題とお腹の調子は関係あるんだろうなと思われている方も多いと思います。
今回は、そんなお腹(腸)と体調のかかわりについて『腸への働きかけ』というテーマで紹介します・・・
腸は第2の脳
お腹には、胃・腸・肝臓・腎臓・脾臓なのどの臓器で構成されています。
これらのお腹の中の臓器は多くの神経・血管・リンパ管が取り囲むように張り巡らされています。
そして、みぞおち周辺には神経の塊(腹部神経叢)があり、内臓の働きをコントロールしています。
腹部神経叢の多くは腸に繋がり、その数は1億と言われ、そのうちの2000余りが自律神経と直結し相関関係にあると言われています。
これらの神経は脳や脊髄の指令に依存せずに独立して働いています。
昔から、腹が立つ、 腹が据わる、腹が痛む、腹に据えかねる、腹を決める、腹を割る、など腹に係る言葉が多くあるように、お腹と感情は直結しています。
腹が立った時は本当にお腹がガチガチに固まってしまいます。
我慢をしている時も同様です。
こんな時は内臓は機能していません。
お腹(腸)は生きる意欲や欲望など人間の本質的な感情を生みだします。
腸が第2の脳とも言われる所以です。
腸は、身体に有害な物質を判断します。
身体に悪いものを食べた時の下痢や嘔吐などがこれにあたります。
このように腸は神経と直結して生体活動に深く関与しています。
健康的な腸を手に入れる事が健康的な身体を手に入れる事といっても過言ではありません。
みなさんのお腹はガチガチに固まっていませんか?
腸に優しい生活をしましょうね(^.^)/~~
さてみなさん・・腸と精神的なつながりはなんとなくご理解頂けた事と思います。
腸は第2の脳・・
この第2の脳に働きかける事で、様々な健康効果が期待できます。
その中でも【身体の痛みをやわらげる効果】があるってご存知でしたか?
そうなんです。
身体のアチコチの痛みは、実は腸の不調が係っているのです・・
腸への働きかけによる痛みの軽減
腸は身体で作るセロトニン総量の95%を産生していると言われています。
セロトニンの不足が抑うつや痛みを招くのは最近一般的に知られつつありますよね。
そうなんです、腸内環境が整うとセロトニンの産生が活発化し、爽快感とともに痛みに強くなるんです。
現代社会の食生活は腸に負担(添加物・高脂肪食・高タンパク食・高糖質食・高精製食・大食い)が多く、ストレス源となっていることが考えられます。
また、精神的疲労や肉体的疲労で交感神経が高ぶり、腸の活動も低下しています。
そして、腸も筋肉なので活動低下に伴い硬くなり血流が悪くなって行きます。
つらい便秘や下腹部痛などの原因です。
そんなときには、お腹と腸に触れて柔らかくすることで腹部神経叢を刺激して副交感神経を優位にして腸の働きを活発化する事が出来ます。
また、腸の過緊張を解き蠕動運動を助けて便秘の改善も出来ます。
腸が円滑に機能すると、セロトニンにより爽快で痛みに強い身体を手に入れる事が出来ます。
健康な腸を手に入れて、痛みのない爽やかな毎日を過ごしましょ(*^_^*)
さて、最近はコロナウイルスの蔓延により免疫力の重要性が騒がれております。
この免疫力・・腸内環境を整える事で強化することが出来るってご存知でしょうか?
次に、腸への働きかけが免疫力をUPさせる効果について紹介します (^_^)/
腸への働きかけによる免疫力の強化
腸は消化器系として消化・吸収・排泄をするだけではなく身体の免疫機能の多くを担っています。
腸内には、100~3000種類の腸内細菌が100~1000兆個も存在しています。
また、腸内には身体に300~600個あるといわれるリンパ節うち200個程があり、免疫細胞であるリンパ球の70%程度が存在しています。
そのリンパ球は特に小腸の一部の回腸と言われる部分に集まり、人体で最大の免疫機関を構成しています。
腸内環境が整った状態では、腸内の免疫細胞がしっっかりと働いてくれます。
腸内の免疫細胞は、体内を循環して全身の免疫力を維持しています。
つまり、腸の調子が悪いと免疫機能が低下して色んな病気になるという事ですね。
という事は、第2の脳といわれる腸を整える事で、免疫力が高まって健康維持が出来ると言う事なんですね・・。
腸内環境を整えて、これからしばらく続くであろうコロナウイルス感染防止対策の万全を期しましょう!!
ではでは、具体的にどうしたら腸が整うのでしょうか?
次に、腸内環境を整えて行くための生活術について紹介して行きます・・・
腸内環境を整える生活術
腸の主たる機能に消化・吸収・排泄があります。
この消化・吸収・排泄をスムーズにする事が、健康を保つ要といっても過言ではないでしょう。
では、どうやって消化・吸収・排泄をスムーズにするの??
身体に優しい食べ物を食べる
一つ目は、消化・吸収で過度のエネルギー消耗しない〈身体に優しい食べ物〉を食べると言う事です。
具体的には和食が良いとされています。
食物繊維・ビタミン・ミネラルをしっかり取って、消化に莫大なエネルギーを必要とする動物性たんぱく質を適量とし水分をしっかり確保すれば、円滑な消化活動が機能します。
腸内細菌を痛めつける食べ物を食べない
二つ目は、腸内細菌の活動を阻害する物を摂取しないという事です。
消化・吸収・排泄には多くの腸内細菌が関与しています。
腸内細菌も生き物です。腸内細菌の生命活動を阻害する様な化学化合物
具体的には合成食品(合成甘味料・合成着色料・合成保存料等)や抗生物質を代表とする薬物全般は摂取しない方が腸の働きは正常化します。
また、高度に生成された砂糖・塩・小麦なども腸の働きを阻害します。
ストレスを溜めない
三つ目は、ストレスをためないという事です。
腸は自律神経のうち副交感神経が制御しています。
ストレス過多で交感神経が優位な状態では、腸はスムーズに動きません。
お腹を柔らかくする
四つ目は、お腹を柔らかくすると言う事です。
腸も筋肉です。
お風呂の中や寝る前にお腹をマッサージする事により、血流やリンパの流れがアップし、蠕動運動も活発になります。
① 身体に優しい食べ物を食べる
② 腸内細菌を痛めつける食べ物を摂らない
③ ストレスを溜めない
④ お腹を柔らかくする
これらを実践して腸に優しい生活をしましょ(*^_^*)
自然整体サロン「ゆるむ」は、お腹(腸)を優しく揉み自律神経の安定・ホルモンの分泌促進・免疫力強化を行い、自己治癒力を向上させます。
便通も良くなりますよ~(*^^)v
最後までお読みいただきありがとうございました。
自然整体ゆるむは、ウイルス感染防止対策の万全を期して心を込めた丁寧な施術を実施し、皆様の不調快癒に尽力いたします