乱れがちな自律神経を整える鍵は「血流」にあり!食事と整体で巡りの良いカラダを目指そう

はじめに

「なんとなく体がだるい」「疲れが取れない」「イライラしやすい」「眠れない」…そんな自律神経の不調に悩んでいませんか?

自律神経の乱れは、ストレスや生活習慣の乱れだけでなく、体内の「血流」の悪さも大きく関係しています。血流が滞ると、私たちの体に必要な酸素や栄養が細胞の隅々まで届かず、さまざまな不調を引き起こしてしまうからです。

今回は、自律神経を整えるために特に意識したい「血流促進」に役立つ栄養素、最新の研究で注目される「Tie2(タイツー)」に関わる機能性食材、そして整体が自律神経と血流にどう働きかけるかについてご紹介します。

血流改善の最重要ポイント!「前毛細血管括約筋」と自律神経の関係

私たちの体には、血管の末端に「真性毛細血管」と呼ばれる非常に細い血管が張り巡らされています。この毛細血管の入り口には「前毛細血管括約筋(ぜんもうさいけっかんかつやくきん)」という小さな筋肉があり、まるでゲートのように血流をコントロールしています。

このゲートを開いたり閉じたりしているのが、実は「自律神経」なんです。特にリラックスしている時(副交感神経が優位な時)にはこのゲートが開き、毛細血管の奥までしっかりと血流が届きます。逆に、ストレスを感じていたり、緊張していたりする時(交感神経が優位な時)にはゲートが閉じやすくなり、血流が滞ってしまうことがあります。これが「ゴースト血管」の一因とも言われています。

つまり、自律神経が安定していると、この前毛細血管括約筋がスムーズに開き、結果として血流が促進され、細胞の隅々まで酸素や栄養が行き渡るのです。

食事で内側からアプローチ!血管を強くし、血をサラサラにする栄養素

血流を良くするためには、血管そのものを健康に保ち、血液をサラサラにすることが大切です。日々の食事で意識したい栄養素は次の通りです。

  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA): 青魚やえごま油、アマニ油に豊富。血液をサラサラにし、血管をしなやかに保ちます。血栓の予防にも効果的です。
  • ビタミンE: 植物油、ナッツ類、アボカドなどに多く含まれ、末梢の血管を広げて血流を改善し、血管の老化を防ぐ「若返りのビタミン」とも呼ばれます。
  • タンパク質: 青魚、鶏むね肉、大豆製品に豊富。血管の内皮細胞の材料となり、血管を強くしなやかに保ちます。
  • カリウム: 野菜、果物、豆類などに多く、体内の余分な塩分を排出し、血圧の調整を助けます。
  • 食物繊維: 海藻類、野菜、豆類などに豊富。コレステロールの吸収を抑え、血液循環をスムーズにします。
  • ポリフェノール(カカオ、アントシアニン、カテキンなど): ダークチョコレート、ベリー類、緑茶などに含まれる抗酸化成分で、血管をしなやかに保ち、老化から守ります。
  • ビタミンC: 果物、ピーマン、さつまいもなどに多く、抗酸化作用で血管の老化を防ぎます。

これらの栄養素をバランス良く摂ることで、血液がスムーズに流れやすくなり、体全体への酸素や栄養の供給が改善されます。

血管の安定化を助ける「Tie2」に着目!話題の機能性食材

最近の研究で注目されているのが、血管の安定化に重要な役割を果たす「Tie2(タイツー)」という受容体です。Tie2が活性化すると、血管の構造が強くなり、ゴースト血管化を防ぎ、末梢の血流を改善する効果が期待できます。

このTie2の活性化に関わる機能性食材も、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • ヒハツ(ロングペッパー): スパイスとして使われるコショウ科の植物。毛細血管を強くし、冷えやむくみの改善に役立つとされています。
  • シナモン(桂皮): 古くから親しまれる香辛料。毛細血管の再生に効果があるという研究報告もあります。
  • ルイボスティー: 健康茶として人気のルイボスティーもTie2の活性化に関わると言われています。抗酸化作用も魅力です。
  • ツルレンゲ: 中国原産の植物で、血管透過性を抑える作用が確認されています。
  • 月桃(げっとう): 沖縄などに自生するショウガ科の植物。抗酸化作用と共にTie2活性化に期待が持たれています。
  • 松樹皮抽出物(フラバンジェノール®など): 強力な抗酸化作用を持ち、毛細血管の血流改善にも役立つとされています。

これらの食材を意識的に取り入れることで、より積極的に血管の健康をサポートし、血流の改善を目指せるでしょう。

整体が自律神経と血流に働きかけるプロセス

栄養面からのアプローチに加え、整体もまた自律神経の安定化、ひいては血流促進に大きく貢献します。

私たちの体は、ストレスや疲労、姿勢の歪みなどによって筋肉が緊張し、自律神経のバランスが乱れやすくなります。整体では、身体の歪みを整え、筋肉の緊張を緩めることで、神経系への圧迫を軽減し、自律神経が整いやすい環境を作り出します。

この整体による自律神経の安定化が、まさに先ほどお話しした前毛細血管括約筋の開閉をスムーズにし、血流を促進することに直結します。

具体的なプロセスとしては、

整体施術

自律神経の安定化(交感神経と副交感神経のバランス調整)

血流促進(血管拡張、血行改善)

細胞への酸素と栄養の供給増加

基礎代謝の向上

自然治癒力の向上(免疫機能活性化、組織修復促進)

不調の改善(痛み、凝り、疲労感、消化器系の問題などの緩和)

健康維持・増進

という流れで、あなたの体が本来持つ回復力を最大限に引き出すことができます。

自律神経の不調を感じる方は、食事を見直し、日々の生活に上記でご紹介した栄養素や食材を意識して取り入れると共に、整体も検討してみてください。

血流が良くなることで、細胞の隅々まで酸素と栄養が届き、自律神経の乱れが緩和され、心身ともに健やかな状態へと変化いたします。

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