のどが締めつけられるのは「気のせい」じゃない

「ストレス球」
~ポリヴェーガル理論から読み解く自律神経の緊張~
「のどに何か詰まっている感じがして息苦しい」
「病院では異常なしと言われたけれど、不安が消えない…」
このような症状に悩む方は少なくありません。
医学的には「ヒステリー球」や「ストレス球(グローブ感)」と呼ばれることがありますが、実はこの不調、ポリヴェーガル理論(polyvagal theory)の観点から見ると、とても納得のいく説明ができます。

ポリヴェーガル理論とは?
ポリヴェーガル理論は、アメリカの神経科学者スティーブン・ポージェス博士が提唱した、自律神経の新しい捉え方です。
従来の「交感神経 vs 副交感神経(リラックス)」という二分的な見方ではなく、副交感神経の中にさらに2つのルートがあるという考え方です。
その3つの神経状態とは:
- 腹側迷走神経系(安全・社会的つながり)
- 交感神経系(闘争・逃走)
- 背側迷走神経系(フリーズ・シャットダウン)
この中でも、「ストレス球」は交感神経系の過剰な活性化と腹側迷走神経系の働きの低下が関係しています。
のどの違和感は「闘争・逃走モード」のサイン
強いストレスや緊張、不安を感じると、身体は危険から身を守るために交感神経を活性化させます。
このとき、呼吸が浅くなり、心拍数が上がり、筋肉がこわばるのです。
ポリヴェーガル理論では、「のどの締めつけ感」や「呼吸しにくさ」は、交感神経が優位になっているサインとして理解できます。
特に喉頭や胸郭の筋肉は、迷走神経(特に腹側迷走神経)によって調整されています。
その働きが低下し、交感神経が優位になると、
- のどの緊張
- 飲み込みにくさ
- 話しづらさ
- 呼吸の浅さ
といった「ストレス球」特有の感覚が現れやすくなるのです。
社会的つながりが薄れると、のどは緊張する
ポリヴェーガル理論のもう一つの重要な視点は、「安全で安心できる環境にいるとき、私たちはのどや顔、声の調整がスムーズになる」という点です。
のどの筋肉は、単に物理的な問題だけでなく、「心理的に安心できているかどうか」と密接に関係しています。
社会的なつながりや、安心できる関係性が失われると、のど周辺が緊張しやすくなるのはそのためです。
当整体院でのアプローチ
当整体院「自律神経整体ゆるむ」では、こうしたポリヴェーガル理論に基づき、以下のような手技を通して身体の安全・安心モード(腹側迷走神経優位)への切り替えを促します。
- 呼吸を深める胸郭や横隔膜へのアプローチ
- 首や喉の筋肉をゆるめる繊細な手技
- 背骨や仙骨の微細な調整による神経の安定化
これらは、すべて「痛みを伴わない優しい施術」です。
だからこそ、交感神経のブレーキ役である腹側迷走神経が働きやすくなります。

「のどの違和感」は、あなたの身体が送るSOS
ストレス球は、目に見えないけれど確かに存在する“身体の声”です。
「誰にもわかってもらえない…」と一人で悩まず、まずはご自身の身体に安心を取り戻すことからはじめてみませんか?
のどの違和感が続く方、呼吸がしづらいと感じる方は、ぜひ一度当整体院へご相談ください。
「大丈夫」と感じられる身体を、そして安心感を一緒に取り戻していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
自律神経整体ゆるむ
整体院長 須藤孝志
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