脳と自律神経について
自然整体さろんゆるむ 院長 須藤です。
今日は、脳と自律神経の関係について考えてみました。
私たちの身体を意識して動かすための神経を随意神経、無意識で動かすための神経を不随意神経といいます。
不随意神経の事を一般的に自律神経と言っています。
脳は、身体のあらゆる感覚受容器からの信号を常時キャッチして処理しています。
その情報は視床下部という部分に伝わります。
視床下部は身体を無意識下で動かすための中枢です。
視床下部は脳が処理した情報に応じて、信号を発します。
その信号を伝達するのが、自律神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経というシーソーの様な関係にある神経系を通じて、身体のあらゆる基幹を意識とは無関係に動かしています。
たとえば、呼吸・心拍・血圧の調整・胃液の分泌・排便など様々な活動を司っています。
今紹介したように、自律神経は、身体のあらゆる感覚受容器の信号を基に脳内の視床下部がコントロールしています。
自律神経の働きは脳の働きと言っても間違いではないと思います。
つまり、自律神経の安定が、脳の精神活動の安定の基であると言う事なんですね。
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