アレルギーを整体で整える

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自律神経を整える当整体院の自然無痛整体療法は、アトピー性皮膚炎などの各種アレルギー性症状をやわらげます

何故なら、自律神経の安定がリンパ球などの免疫細胞の数を適正にして症状をやわらげてくれるからです

また、腸内環境を整える事により免疫抗体の働きを抑制して症状をやわらげます

さらに、自律神経が整うと副腎から抗炎症ホルモン(天然のステロイドホルモン)の代謝が活発になり炎症が和らぎます

薬による対処療法は一時的でその場しのぎであるばかりでなく、自律神経やホルモンバランスを乱して症状の慢性化や重篤化を招く事が懸念されます

 

自然療法により、自律神経と腸内環境を整えてアレルギー体質を根本的に整える事がもっとも賢い選択です

アレルギーの方に「ゆるむ」が提供するもの

 

自律神経を整えてアレルギー体質を整える

自律神経が乱れた副交感神経優位型の体質はリンパ球を増やしIgEなどの抗体を増やしてしまいま。
したがって、アレルギー症状が強く出やすいのです
当院の優しい施術が自律神経を整えてアレルギー体質を整えます
また、強いストレスによる自律神経の揺れとそれによる急激なアレルギー反応もやわらげます

腸内環境を整えてアレルギー体質を整える

腸もみにより腸内の血液・リンパの流れを促すとともに、蠕動運動を助長して腸内環境を良好にします
腸内環境が良くなるとアレルゲンの侵入を防止します。また、腸内細菌の活動によりアレルギー抗体の働きを抑制します

アレルギー体質を是正する為のアドバイス

アレルギー体質を是正する為の食事・生活習慣などのアドバイスをクライエントの皆様一人ひとりに合わせて実施いたします

YouTubeにてアレルギーに関する動画配信中

アレルギー症状全般と対策を更に詳しく知りたい方は以下をご覧ください 

超簡単な免疫の仕組み

画像の説明

傷口や粘膜などから細菌などの異物が侵入すると、血液やリンパ液の中のマクロファージと呼ばれる細胞が細菌(抗原)を発見し、マクロファージ内部に取り込みます

異物を内部に取り込んだマクロファージは異物の一部を異物のサインとして自身の身体の外に提示します。これを抗原提示と言います

抗原提示を受けたT細胞は、その抗原が安全であるか危険であるか判断します

抗原が危険と判断した場合、T細胞はサイトカインという指令を出します

それを受けたB細胞は、IgE抗体という武器を生産して、マスト細胞(顆粒球)にドンドン手渡して、戦闘を準備します

そうして、準備が出来た後に、再び同一の抗体が体内に侵入すると、猛烈な攻撃により、身体が免疫反応を起こして、炎症が起きたり熱が出たりします

これが抗原抗体反応と言われる免疫の仕組みです

アレルギー反応とは?

アレルギー反応とはアレルギーを起こす物質であるアレルゲンを体内に取り入れてしまった時に起こる抗原抗体反応といわれる免疫反応による身体の炎症などの反応です

アレルゲンの侵入は、食品などの経口によるもの・花粉などの吸入によるもの・皮膚からの接触性のものがあります

経口アレルギー

経口アレルギーは、アレルゲンとなる食べ物や食品添加物などにより起こります

代表的なアレルゲンは、ソバ・大豆・小麦・乳製品・卵・エビ・カニ・などの食品や、防腐剤・保存料・着色料などの食品添加物です

主たる症状は、じんましん、呼吸器症状(喘鳴・咳・鼻汁)、消化器症状(下痢・腹痛・嘔吐)などです

吸入アレルギー

吸入アレルギーは、アレルゲンとなる、花粉・ハウスダスト・カビ・ダニ・動物の毛などにより起こります

室内のダニの糞や死骸は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎の最も多い原因だと言われています

主たる症状は、鼻水・咳・痰・目のかゆみ・喘息などです

接触性アレルギー

接触性アレルギーは、アレルゲンとなるシャンプー・化粧品・金属・植物(うるしなど)に触れることにより起こります

主たる症状は、じんましん・湿疹・かぶれなどです。一般にアトピー性皮膚炎と言われるような症状です

また、アレルゲンの経口や吸入により、アナフィラキシーショックという状態を起こすことがあります

アナフィラキシー

アナフィラキシーとは、多臓器症状で、喘鳴・呼吸困難・全身のじんましん・むくみ・目の充血・鼻や喉の閉塞などの全身症状を起こします

重篤な場合は、死の危険もあります

何故アレルギーになるの?

アレルギー症状は、アレルギーの基となる物質『アレルゲン』が体内に取り込まれて抗原抗体反応という免疫反応を起こして生じます

本来、細菌やウイルスに対応する免疫機能が、食品やハウスダストなどの身近な物質に反応してしまう事による免疫反応です。そして、現代社会に蔓延する症状です

原因はまだ未解明な部分も多いのですが、最新の研究によると、その原因はTレグ細胞と言われる免疫抑制細胞の欠乏です

私たちの身体の中の免疫機能の司令塔であるT細胞という細胞が、抗原抗体反応の対象・・すなわち免疫の攻撃対象であるかどうかを判断しています

アレルギーは、このT細胞の過剰反応によるものだと言われています

しかし、このT細胞の放出するサイトカイン(攻撃指令物質)を抑制する細胞が確認されています。それがTレグ細胞です

Tレグ細胞は、幼少期の獲得免疫量が多ければ多いほど活性化されます

つまり、幼少期に衛生的な環境で育つとTレグ細胞の絶対量が少なく、T細胞の過剰反応によるサイトカイン(攻撃指令物質)の暴走を食い止められずにアレルギー症状を発症するというわけです

他にもアレルギー反応の遠因は様々ありますが、主たる原因はこのTレグ細胞の欠乏です

このTレグ細胞欠乏説はまだまだメジャーではないようですが、今後の更なる研究に期待するところです

アレルゲンはどうやって身体に入ってくるの?

アレルギーを起こす物質『アレルゲン』は、経口・吸入・経皮により体内に侵入し、抗原抗体反応を起こします

最初に抗原と認識するのはどんな時なのでしょうか?

まず経口です。食べ物によるアレルギーです

毎日色々なものを食べても大丈夫だったのに、ある時突然アレルギーになった事ってないですか?

アレルゲンの蓄積によるという説もありますが、ここでは腸壁の炎症によるアレルゲン侵入を紹介します

小腸には絨毛というヒダがあり更にその中に微絨毛というヒダがあります。微絨毛のヒダの網の目から栄養を吸収しています

腸壁の炎症とは、この微絨毛のヒダの網の目が崩れて、きちんと消化していない食べ物を吸収してしまう状態です

炎症を起こした腸壁から消化されていない食べ物(主にたんぱく質)が侵入すると身体は異物とみなして抗原抗体反応を起こします

これが、いままで食べれたものが突然アレルギーになる原因でもあります

具体的には、下痢をした時に食べたものがアレルゲンとなりやすいといった事がおこります。『入院して抗生物質を飲んで下痢をしている所に、お見舞いで頂いたケーキを食べて小麦アレルギーになる』こんな冗談みたいなことが身近で起きているんです

次に吸入です。鼻からの侵入です。

風邪をひいていたり・鼻炎を起こして鼻や口腔に炎症が起きている時に、スギ・稲・ブタクサなどの花粉を吸いこみ、体内に侵入してアレルゲンとして抗原抗体反応を起こすものです

まだ、アレルギーの無い人でも鼻や口腔に炎症が出来ているときはマスクをして新たな抗原抗体反応を起こさない様に気を付けたいものです

最後に経皮からの侵入です

皮膚の薄い赤ちゃんや手がただれていたり傷ついている場合は、皮膚から体内に異物が侵入しやすいものです

小麦の成分が入った化粧品により小麦アレルギーになったり、小児用のピーナッツオイルのスキンクリームによりピーナッツアレルギーになったという検証があります。実は、皮膚からの異物侵入によるアレルギー発症が一番多いと言われています

この皮膚からの異物侵入によるアレルギー発症は経皮感作と言われています

体調不良で口の周りがただれているときに食べたものがアレルギーとなってしまう事もあります

この様に、アレルゲンの侵入は、経口・吸入・経皮によるものです。ある程度の知識があれば、アレルゲンとなりうる物質の当初の抗原抗体反応『アレルギーの誘因』は防げるのではないでしょうか? 

アレルギーと自律神経

自律神経は、全身の血管や内臓の働きなどを無意識下でコントロールする神経です。交感神経と副交感神経の二つの神経により構成されています

交感神経は戦いの神経と呼ばれ、緊張状態で高まります。副交感神経は休息の神経と呼ばれ、リラックス状態で高まります

アレルギー症状は、この副交感神経優位な状態で発症しやすいと言われています

それは、免疫機能を司るリンパ球が副交感神経優位な状態で増加するからです

運動不足や食べ過ぎ・・そして家の中ばかりで過ごすユッタリとした生活が、恒常的に副交感神経優位な状態を引き起こし、リンパ球が増えすぎて免疫機能が過剰反応してアレルギー症状を引き起こします

適度な運動と腹八分目の食事・・そして規則正しい生活により自律神経バランスを整えることでアレルギー症状は軽減することができます

アレルギーとホルモン

アレルギーは自律神経のうち副交感神経が優位な時に症状が起きやすいんです

副交感神経が優位な時は、アセチルコリンという神経伝達ホルモンが分泌されてプロスタグランジンというホルモンの分泌を促します

プロスタグランジンは血管を拡張させたり知覚神経を過敏にしたり発熱させたりするホルモンです

副交感神経は休息の神経です。リラックス過剰により副交感神経が優位になるとプロスタグランジンの活性が高まり、血管が拡張し知覚神経が過敏になり発熱して、痛みやかゆみが強くなったり炎症が激しくなったりします

適度な運動や腹八分目・・そして規則正しい生活習慣が副交感神経の過剰に働くのを防ぎ、アレルギーの基となるホルモンであるプロスタグランジンの活性を抑えてくれます

アレルギーとストレス

画像の説明

アレルギー症状は、休息の神経である副交感神経が優位な時にリンパ球が増えて抗原抗体反応が活発になり・・・・プロスタグランジンというホルモンにより血管拡張・知覚神経過敏・発熱して・・反応をおこします

ストレスがかかると、身体は一時的に交感神経優位になりますが、自律神経は交感神経と副交感神経が交互にバランスを取りながら拮抗しあう・・シーソーの両端の様な関係にある為、強いストレス化で交感神経が極端に優位になった場合、必ずゆりもどしという作用により、副交感神経が優位になってしまう場合があります

これが、ストレス後のアレルギー症状悪化の原因です

強度のストレスによりうつ症状を起こした人がアレルギー症状を起こすことが報告されています

この様に、ストレスとアレルギーは非常に関連しています

アレルギー体質の方は、強いストレスを浴びない様注意したいものです

アレルギーと免疫力

私たちの身体には免疫という防衛システムが備えられています。免疫は身体を常に一定に保とうというホメオスタシス(恒常性)の一つで、外から侵入したものを排除する機能です。排除する際に起こる身体の反応が免疫反応です

免疫反応は、くしゃみ・鼻水・咳・発熱・炎症・発疹など様々です。身体を健康に保つ為にとても重要な機能です

この免疫反応が過度に働き過ぎて身体に重大なダメージを負ってしまうのがアレルギーです

アレルギーは、その発症システムの違いでⅠ型からⅣ型に分類されています。身近なアレルギーである花粉症はⅠ型です。アトピーはⅠ型とⅣ型の混合です

Ⅰ型は即時型アレルギーです

このアレルギーは、IgEという抗体が起こすアレルギーです

代表的なものに、気管支喘息・アレルギー性鼻炎・じんましん・アトピー性皮膚炎があります 

Ⅱ・Ⅲ型は自己免疫アレルギーです

このアレルギーは、自分の細胞を抗原として抗体反応を起こしてしまうアレルギーです

代表的なものに、バセドウ病・関節リュウマチがあります

Ⅳ型は遅延型アレルギーです

このアレルギーは、即時型と違い1~2日後に現れる為、遅延型と言われています

代表的なものに、アトピー性皮膚炎・接触性皮膚炎があります

この様に、一言でアレルギーと言っても様々です。いずれにしても、身体の恒常生(ホメオスタシス)を保つ為の免疫反応です

身体にとって必要な反応なんです

症状回避のためにはアレルゲンを遠ざける事が大事ですが、現れた症状は身体の恒常生を保つ為の反応です

無理にステロイドなどにより症状を抑え込むと更に重篤化する事がわかっています

命の危険がないアレルギーは身体の恒常生を保つ為に必要な免疫反応であるという視点で対応していきたいと思います

院長須藤の体験

私の場合は、喘息・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎で何十年も苦しみました
しかし、ステロイドや抗ヒスタミン剤を排して食事を見直したところ、約1年で症状がなくなりました。ホメオスタシスと呼ばれる身体の恒常生を整える事がアレルギー症状をやわらげる・・・。遠回りだけど確実な方法だと思います

アレルギーと腸内環境

画像の説明

腸内環境を整えるとアレルギー症状を抑える事が出来ます

なんとなくそんな感じがするんだけど・・何故なんだろうと思っている方もいらっしゃると思います

ここでは、腸内環境を整えると何故アレルギー症状を緩和出来るのかについて紹介します

腸内環境を二つの視点で説明します。

一つは、栄養を吸収する小腸の網の目状の膜の状態です

小腸の栄養を吸収する膜を腸壁と言います。この腸壁が炎症を起こしている状態をリーキーガットと言います

この、リーキーガットの状態は、腸壁の網の目が歪んでまだ消化されていないものや本来身体に取り入れる必要のない化学的なものまで吸収してしまいます

たんぱく質は、通常はアミノ酸の小分子に分解されないと吸収されませんが、リーキーガットの状態では、たんぱく質のまま通過させてしまいます

すると血液や体組織内で異物として抗原抗体反応が起きてしまいます

牛乳のカゼインや小麦のグルテンなどがその代表例です

腸壁の炎症(リーキーガット)を沈めてやる事・・小腸を健康な状態に保つことが、アレルゲン侵入や新たなアレルギー発症のキッカケを防ぐことになります

一つは、腸内フローラと言われる腸内細菌の状態です

腸内細菌は、善玉菌・日和見菌・悪玉菌とよく区分されますが、そのバランスが大事です

悪玉菌と呼ばれる大腸菌ですら身体にとっては重要な腸内細菌です

腸内細菌は、外部からのウイルスや細菌などを攻撃する免疫機能や、消化酵素の分泌による消化吸収の促進や、ビタミンやホルモンの合成などを行ってくれます

特に、善玉菌と呼ばれる乳酸菌の代謝物質が、腸壁から吸収されると、即時性アレルギー抗体であるIgEや遅効性アレルギー抗体であるIgGが活性化しにくくなるという報告があります

この様に、腸内環境を整えると

①アレルゲンを取り込みにくい状態にする
②アレルギー抗体の活性化を抑える

という二つの効果によりアレルギー症状を抑える事が出来ます

間違っても、抗生物質やステロイドを服用して腸壁を痛めつけたり、腸内フローラを死滅させたりしないようにしていただきたいと思います

これらは、中・長期的に見てアレルギーを間違いなく悪化させます

食事・生活習慣を見直して腸内環境を整える事・・・すなわちホメオスタシスを整える事が、アレルギー症状をやわらげる確実な方法です

アレルギーとリンパ液

リンパ液とは? 血液から染み出る組織液です。リンパ液の中に、リンパ球があります。そして、リンパ液には寿命があり、リンパ液内のリンパ球が作る抗体にも寿命があります

リンパ球には、NK細胞、B細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)などの種類があり、アレルギーの基となる抗体を作るのはB細胞とT細胞です

新たなアレルゲンが体内に侵入しなければ、B細胞・T細胞が作った抗体は、体内で代謝されて減少していきます

即時性アレルギーのIgE抗体は数日、遅延性アレルギーのIgG抗体でも20日程度で半減すると言われています

つまり、それぞれのアレルギータイプの対象となるアレルゲンをその期間遠ざければアレルギー反応は収まります

アトピー性皮膚炎がなかなか治らないというのは、病院のアレルギー検査では即時性アレルギーのIgE検査しかしないからです。アレルゲンが特定できていないのです

アトピー性皮膚炎はⅠ型Ⅳ型の両タイプに該当する為、遅効性アレルギーのIgG検査をしなければ本当のアレルゲンが分かりません

これが、アトピー性皮膚炎を長期化させている要因です

院長須藤の私感

私の場合は、IgG検査の結果、グルテンアレルギーだという事が判明しました

グルテンすなわち小麦を徹底的に排除し、腸内環境を整えたところ、長年苦しんだアトピー性皮膚炎も花粉症の症状もまったくなくなりました

たまに油断して小麦製品を食べたりビールを飲むと、三日後くらいから鼻の調子が悪くなり、頭痛がし出します。そして、四日後から手に発疹が出来ます

このパターンを把握するのに何十年もかかってしまいましたが、今はしっかりと対処できています

話はそれましたが、アレルゲンの特定さえ出来れば、アレルギー抗体の半減期間にアレルゲンを避けることによりアレルギー症状は消滅します

あわせて、腸内環境をしっかりと整えてホメオスタシスを保てば、アレルゲンの体内侵入も防げるし、アレルギー抗体の活性化も抑制出来ます

これらにより、完全にアレルギーを無くすことは出来ないまでも、アレルギー症状を抑える事が出来るのです

アレルギーと花粉症

画像の説明

毎年春になると花粉症に悩まされる方がとても多いですね。日本人の三人に一人が花粉症だと言われています

要因は、多岐にわたると思いますが、身体が抗原抗体反応を起こしているのは間違いのない事実です

花粉が鼻腔や口腔の粘膜から体内に侵入すると、リンパシステムが反応して抗原抗体反応を起こします

具体的には、花粉を異物(抗原)として認識したT細胞(免疫の指揮官)が、B細胞(武器商人)に武器(抗体)をたくさん作らせます

この武器(抗体)は、肥満細胞がせっせと身にまといます。戦闘準備完了です

そこに再び花粉(抗原)が侵入すると脂肪細胞が身にまとった武器(抗体)と反応して脂肪細胞が破裂します。仕掛け爆弾みたいなイメージです

脂肪細胞という仕掛け爆弾が爆発すると、ヒスタミンなどの刺激物質を放出します。これにより鼻水・くしゃみ・鼻づまりなどの反応や炎症が起こります

これが、花粉症のシステムです。

ここで疑問がわきます。昔の人は花粉症なんてなかったのにと・・・

現代人に花粉症が多いのは、スギ花粉の量が戦後急速に増えたせいだという説もありますが、それならば都会より田舎の方が発症者が多いように感じますが、そうでもないようです

昨今では、衛生仮説という仮定が取りざたされています

これは、衛生環境が良くなり免疫機能を発揮する矛先が少なくなったため、身近なものに免疫機能が反応するようになったとする説です

さらに最近の研究では、免疫の司令塔であるT細胞の暴走を防ぐTレグという細胞が、本来は幼少期の多様な細菌環境で生育されるものが、衛生環境が良くなりすぎた現代社会では、育まれないためにT細胞のあやまった免疫機能を抑制できないんだという説が出てきています

いずれにしても花粉症の予防には、アレルゲンの体内侵入を阻止する事と、腸内環境を整える事により腸内フローラを味方につけてアレルギー抗体の活性化を抑制することが大事です

アレルギーマーチ

アレルギーマーチという状態があります

これは、一つのアレルギー症状を抑えると違うアレルギー症状を発症して、堂々巡りを繰り返す状態です

免疫機能は身体の恒常生を保つ為の反応です。アレルゲンを体外に排出したりする為の防衛反応です

抗アレルギー薬により反応を止めると一時的に症状が和らいだように見えますが、身体の中のリンパ球・・具体的にはT細胞B細胞の活動や抗体であるIgE・IgGの働きは収まっていませんから、違う症状となって身体に出てきます

例えば身体の発疹でステロイドを使ったら、喘息になったり、喘息の発作を抑えるために抗アレルギー薬を服用したら、アトピー性皮膚炎になったりと・・どうどう巡りが始まります

そしてどんどんとアレルギー症状が重篤化するとともに、薬害による免疫力の低下や新たな病理の発生が懸念されます

これをアレルギーマーチとかアレルギーのシーソーゲームと言います

①アレルゲンの特定
②アレルゲンの排除
③腸内環境を整える事を焦点として、食事・運動などの生活習慣を見直してホメオスタシスを整えてアレルギー体質を整える


この三つを地道に実施することがアレルギーマーチからの脱出の鍵です

アレルギー体質

アレルギー体質とは、自律神経バランスが副交感神経よりの体質を指します

現代社会はアレルギー体質を作りやすいと言われています

現代人は自律神経バランスが崩れやすいからです

パソコンの酷使や夜型の生活や化学合成された食品の摂取などにより交感神経が極端に優位になる揺り戻しや運動不足や食べ過ぎにより副交感神経型の反応であるリンパ球の増加が問題です

リンパ球が増加すると免疫の司令塔であるT細胞や免疫の武器商人B細胞がどんどん暴れ出して、本来反応しなくても良いものにまで反応する様になります

この免疫の暴走がアレルギーです

一度T細胞B細胞が暴れると、T細胞B細胞が寿命で死に絶えても次のT細胞B細胞にアレルゲン情報が記憶として定着する様にできています

私たち人間が進化の過程で得た高度な免疫システムがアレルギー反応記憶を障害保持してしまいます

では、どうしたら良いのでしょうか?

アレルギー体質を整えて行く他に対策はありません

①アレルゲンを正しく認識し
②アレルゲンを徹底排除し
③腸内環境を整える事を焦点とした食事・運動などの生活習慣の見直しを継続的に実施して自律神経バランスを整える

こうした努力がアレルギー症状を穏やかにしてくれます

アレルギーと化学物質

画像の説明

現代人はアレルギー体質の方が多いです

このアレルギー体質に追い打ちをかけるのが、農薬や殺虫剤や除菌剤や汚染された空気や建材に使われる化学物質です

環境ホルモンとも呼ばれるこういった化学物質は、呼吸器から吸引されると体内の酸素濃度を低下させます

酸素濃度の低下は、副交感神経優位な状態を作ってしまうために、リンパ球が増加して、T細胞やB細胞が暴走を始めてしまいます

そしてアレルギー症状が重篤化するというわけです

また、炭酸水にも身体の酸素濃度を低下させて副交感神経優位な状態を作る効果があるのでアレルギー持ちの方は要注意です

コーラを飲むとリラックスするのは糖分の影響だけではなく、こういった機序もあるんですね

こうして考えると、カフェイン・糖分・炭酸と・・三拍子そろってアレルギー体質の人にとって最悪な飲み物がコーラなんですね・・

院長須藤の私感

私の場合は、古い写真雑誌(百科事典などの)を開いたり、ホームセンターのDIYコーナーに行くと突然鼻水が噴出します

以前はその理由が良くわからなかったのですが、こういった機序だったんだと納得しています

アレルギーときれい好き

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きれい好きのお母さんに育てられたお子さんは、アレルギーになりやすいという調査結果があります

これには二つの理由があります

一つは、きれいにすればするほど皮膚表面とか粘膜の常在菌が減少して、外部からの異物や菌が侵入しやすくなる為です

二つ目は、子供の免疫システムは幼少期に育まれますが、その時期に自然界に存在する多様な菌に触れる事により免疫システムが構築されるという事です

二つ目の理由については、最新の研究で更に具体化されて、幼少期に多様な菌に触れる事により免疫の司令塔のT細胞が放出する免疫命令であるサイトカインを抑制する細胞、免疫の仲裁役Tレグ細胞が活性化されるという報告があります

アメリカのインディアナ州に暮らす、アーミッシュというドイツ移民のコミュニティーの密着調査で明らかになったそうです

アーミッシュは200年前の生活と同じ生活習慣により、酪農や農業により自然と共生して生活しています。アーミッシュにはアレルギーが無いそうです

そして、前出のTレグ細胞を豊富に保持しているそうです

ドイツ国内では幼稚園児をほぼ一日、森の中を裸足で遊ばせるそうです。そうして免疫力がつくそうです

きれい好き過ぎる環境は、本来多様な細菌などに対して働く免疫機能が発揮する場を奪われ、その力を持て余した結果、反応しなくても良い食べ物や花粉やホコリなどに過剰反応してアレルギー症状を起こしてしまいます

きれい過ぎるとアレルギーを起こしやすくなるのはこういった理由だったんです

アナフィラキシーとは?

アナフィラキシーとは、即時型アレルギーの全身性ショック症状です

全身が脱力し、激しくクシャミや咳が出て呼吸困難になり、おう吐や下痢を起こし、身体中に発疹やかゆみが起こり、脈拍が弱くなり、重篤な場合はけいれんを起こしたり意識を失います

アナフィラキシーショックは、アレルゲンとの接触後15分から30分で起こります

アナフィラキシーショックに遭遇したならば、気道を確保しつつ速やかに医療機関に行って下さい

放置すると命にかかわる状態を聞き起こす可能性があります。こんな時にこそ、医療機関の出番です

また、アナフィラキシーの既往のある方は、
①アレルゲンの特定
②徹底的なアレルゲンの排除
③アレルギー体質を地道に整える
が必要です

③のアレルギー体質を地道に整える為には、次の三つが重要です。

a 運動や生活習慣の見直しにより、自律神経バランスを整える→これによりリンパ球が増える副交感神経よりの体質を是正して、IgE抗体の量を抑制

b 腸内環境を整える事により、善玉菌を活性化させる→これによりIgE抗体の働きを抑制

c 腸内環境を整える事により、腸壁を整える(リーキーガットの修復)→これにより誤ってアレルギー食品を食べても体内に取り込みにくくなる

気管支喘息

気管支喘息は、花粉・ハウスダスト・最近・カビ・大気汚染などにより、気道が狭窄して呼吸困難・咳・タン・喘鳴を起こします

気道の慢性的な炎症と思われがちですが、治癒反射による一過性の急性アレルギー反応です。治癒反射とは、アレルゲンを体外に排出しようとする反応です

また、気管支喘息は副交感神経優位の状態で起こりやすいんです

副交感神経優位の状態は、リンパ球の数を増やします。リンパ球が増えると当然IgE抗体の数も増えて、アレルゲンに対しての反応も強くなります

室内で静かな生活をしている方に喘息の方が多いのはこの副交感神経優位体質に起因しています

また、大気汚染や化学物質の吸引は、身体の酸素濃度を低下させ・・結果的に副交感神経を優位にします

さらに、強い精神的ストレスがかかると交感神経が極度に刺激され・・その揺り戻しにより副交感神経優位になり発作が出る事もあります

気管支喘息を吸引型ステロイドなどの交感神経刺激剤で緩和している方が多くいらっしゃいますが、ステロイドは心臓やその他の臓器に大変負担をかけるばかりでなく、恒常的に使うと低体温となり、ホメオスタシスを狂わし、様々な病理の基となります

なぜなら、ステロイドは細胞の中のミトコンドリアのエネルギー生成を低下させるからです。低体温は、ミトコンドリアの機能低下です

気管支喘息の方は、

①アレルゲンとなる環境を排し、空気のきれいな・・・出来れば自然の中でアクティブな生活をすれば症状の緩和が出来ます

②また、腸内環境を整えて腸内フローラの活性化によりIgE抗体の活動を抑制させて、症状の緩和を図りましょう

ステロイドは、アレルギーマーチや他の不調の基となります。くれぐれも依存しない様にしましょう

アトピー性皮膚炎

画像の説明

アトピー性皮膚炎は、子供に多い症状です。これは、子供の方がリンパ球の数が多いからです。通常は、思春期以降にはリンパ球の数が減っていきますので症状は緩和していきます

アトピー性皮膚炎は、アレルゲンを体外に出そうとする治癒反応です

ところが、ステロイド軟こうで炎症を抑えると、アレルゲンと抗体が結合した状態で体内に留まってしまいます。抗原抗体複合体という物質が体内に滞留します

この抗原抗体複合体は不溶性であり自己免疫疾患の原因にもなりうると言われています

また、ステロイド軟こうは、皮膚組織に沈着して酸化コレステロールとして血流障害や局部炎症を起こすばかりでなく、顆粒球の増加により潰瘍や骨組織の壊死やうつ症状を引き起こす場合もあると言われています

短期間でもステロイド軟こうは使わない事が重要です

アトピー性皮膚炎の症状緩和は、

①アレルゲンの特定
②アレルゲンの排除
③食事・運動・生活習慣の見直しによる自律神経の安定
の三つが重要です

①アレルゲンの特定においては、即時型アレルギーのIgE検査だけではなく、遅効性アレルギーのIgG検査をお勧めします

また、③の食事においては腸内環境を整える事・・特に腸内フローラの活性化を焦点とした食事をお勧めします。何故なら、善玉菌が活性化するとその分泌物質がIgE抗体の働きを弱めるという報告があるからです

アレルギーと抗生物質

病院に行くと直ぐに抗生物質を出されます

歯医者に行っても抗生物質・・・切り傷で抗生物質・・内臓の調子が悪くても抗生物質・・手術の後にも抗生物質

たしかに抗生物質のお陰で細菌感染などによる重篤な症状は防止できるのでしょう。
しかし、あまりにも抗生物質に頼り過ぎの様な気がします

アレルギーの発症という視点で抗生物質を考えてみると・・二つの問題点があげられます

一つは、抗生物質が腸内細菌を殺してしまうという事です

腸内細菌は

①ビタミンの合成
②ホルモンの合成
③消化酵素の分泌
④体外から侵入した細菌の駆除
⑤アレルギー反応を起こす基となるIgE等の免疫抗体の抑制

などの働きをしてくれます

抗生物質の服用で腸内細菌が死滅してしまうと基の腸内フローラの状態になるまでに長期間を要し、その間、健康を害するだけでなくアレルギー症状を酷くしてしまいます

二つ目は、抗生物質が腸壁と呼ばれる栄養を吸収する膜に炎症を起こさせるという事です

腸壁の炎症はリーキーガットと言って、栄養吸収膜の網の目を粗くしてしまいます。これにより、本来健康な腸壁では吸収しないような、まだ消化されていない大きな分子構造のたんぱく質や化学物質や老廃物なども体に吸収してしまいます

これにより新たな抗原抗体反応(アレルギーの発症)を起したり、既往のアレルギー症状が重篤化したりします

これらのことから、抗生物質は極力服用しない事をお勧めします

やむを得ず抗生物質を服用する際は、抗生物質の服用を終えて腸内環境が整うまでの間にアレルゲンとなりうる食品を摂取しない様に注意が必要です

意外と、アレルギーの発症は病院で起こっていることが多いんです

入院中のお子様が少し病状が回復したからと・・おいしいケーキなどを買って喜ばせます。前出の通り、腸内環境は最悪でリーキーガットを起こしていたとしたら、ケーキに含まれる小麦たんぱくであるグルテンが大きな分子構造のまま体内に取り込まれて、抗原抗体反応を起こして・・新たなグルテンアレルギーという免疫反応を起こしてしまう・・。こんな感じです

抗生物質の服用には十分な注意が必要です

アレルギーとステロイド

画像の説明

アレルギーに使うステロイドは
①喘息発作に使う吸引型
②アレルギー症状全般に服用する頓服型
③アトピー性皮膚炎に使う軟こう型があります

 

ステロイドの問題点は多岐にわたりますが、今日は四つの問題点を紹介します

 

一つ目は、すべて対処療法でありアレルギー体質を是正するものではないという事です
むしろ重篤化したりアレルギーマーチとよばれる他の症状誘発につながります

 

二つ目は、副作用がとても大きいという事です
身体本来の機能・・特にミトコンドリアのエネルギー産生を低下させるので様々な副作用を生じます

 

三つ目は、ステロイドは不溶性であり、体内に蓄積していきます
そして内臓・・特に副腎を痛めつけます

 

四つ目は、ステロイドが人口ホルモンであるという事です
ホルモンは非常に微量で作用します
そしてフィードバックシステムという精緻な作用で微妙なホルモンバランスを保って健康を保持しています
外部から人口ホルモンを投与するとホルモンバランスが崩壊して様々な不調を引き起こします

これらの理由から、命にかかわる状態でない限りアレルギーにステロイドを使用するのはおすすめ出来ません

遠回りですが、安全安心確実な方法として食事・運動・生活習慣の見直しによる自律神経の安定とホルモンバランスの安定こそが、アレルギー症状緩和の近道です

その際、腸内環境を整える事を焦点として取り組まれることをお勧めします。何故なら、腸内環境を整える事こそがアレルギー症状緩和の秘訣だからです

アレルギーとうつ症

アレルギーもうつ症状も、少なからず腸内環境が関連しています

腸内環境・・具体的には腸内細菌の量とバランスが崩れるとアレルギー症状やうつ症状を発症しやすくなります

一見腸内環境とは関連が無いように見えるこの両者が、どうして発症しやすくなるかを説明します

腸内環境とアレルギーの関連

腸内細菌の中の善玉菌と呼ばれる乳酸菌群は、免疫細胞であるT細胞が出すIgE等の抗体の働きを弱める物質を分泌すると言われています

現在研究途上の内容ですが、腸内細菌バランスの良い被験者と腸内細菌バランスの悪い被験者でアレルギー反応を比べたところ、腸内細菌バランスが整った被験者の方がアレルギー反応が低下したという報告が数多く紹介されています

また、食品アレルギーの基となるアレルゲンは様々な食品に含まれるたんぱく質です。たんぱく質は分子の繋がりが長く、なかなか分解されません

この分解しずらいたんぱく質の分解酵素を出しているのも善玉菌と呼ばれる乳酸菌です。つまり、善玉菌が減ると、IgE等の抗体が働きやすくなるとともに、アレルゲンの基となる消化不良のたんぱく質を取り込みやすくなるという事です

さらに、腸内環境の不全により、腸壁と呼ばれる腸管内の栄養吸収膜が消化不良のたんぱく質を更に取り込みやすくしてしまいます

この様に、腸内環境が悪いと、アレルギー症状を起こしやすくなってしまいます

 

腸内環境とうつ症状の関連

腸内細菌の中の善玉菌と呼ばれる乳酸菌群は、ビタミンCをエサに、ビタミンB群・葉酸・ビオチンなどを合成します

これらのビタミンB群・葉酸・ビオチンなどは神経の働きを円滑にするビタミンです

欠乏するとうつ症をおこすと言われるセロトニンを脳内で合成する際にもビタミンB群や葉酸が必要です

つまり、腸内の善玉菌と呼ばれる乳酸菌群がビタミンを合成してくれないと、脳の精神活動が低下して「うつ状態」になりやすくなるのです

この様に、アレルギーもうつ症も腸内環境がとても関係しています

 

院長須藤の私感

わたしが「うつ症状」を発症した時にも身体中にアトピー症状が発出しました

当時を思い起こすと、生活習慣は乱れ、腸内環境は最悪だった様に思います

休養と生活習慣の見直しで、薬に頼ることなく「うつ症状」も「アトピー症状」も緩和しました

決め手は腸内環境を焦点とした食事習慣の見直しでした

食品アレルギー

画像の説明

食品アレルギーは食べ物が小腸で消化吸収されて血液や体分泌液内で抗原抗体反応が起こるるアレルギーです

アレルゲンは様々ですが、反応するのは食べ物のタンパク質です

アレルギーの種類により対応する抗体が異なります

 

Ⅰ型すなわち即時型アレルギーの抗体はIgEと呼ばれるものです。医療機関の保険適応で検査できるのはIgE抗体のみです

Ⅳ型すなわち遅効性アレルギーの抗体はIgGと呼ばれるものです。こちらは保険適応で検査出来ません。ちなみに、日本アレルギー学会はIgG検査を診断法とは推奨しないとしています

 

食品アレルギーの症状は

皮膚・粘膜症状として、じんましん・かゆみなどのアトピー性皮膚炎と呼ばれる症状。口の中や唇の腫れなどの症状、目の充血や瞼の腫れなどの症状があります

 

呼吸器症状として、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・咳・気道が狭くなりゼーゼーするなどの症状があります

 

消化器症状として、腹痛・嘔吐・下痢などの症状があります

 

全身症状として、血圧低下や呼吸が浅くなるなどの症状があります。また、意識障害を起こすほどのショック症状を起こすこともあります

これをアナフィラキシーと言います

この様に、食品アレルギーと言っても様々な症状と形態があります

そして、これらの食品アレルギーの症状を緩和する為には

①アレルゲンの特定
②アレルゲンの排除
③食事・運動などの生活習慣の見直しによるアレルギーを起しにくい体質作り

が重要です

特に、③のアレルギーを起しにくい体質作りは、時間がかかりますが確実に症状を緩和してくれます

アレルギーとリーキーガット

食品アレルギーのアレルゲンは様々ですが、反応するのは食品に含まれるタンパク質です

たんぱく質は分子の連なりが多く、なかなか消化(分解)されません

腸管の栄養吸収膜である腸壁が炎症をおこしていると、膜の網の目がゆるんで消化(分解)されていないタンパク質や様々な不要物まで身体に取り込んでしまいます。この腸管の炎症をリーキーガットと言います

リーキーガットは身体のアチコチを炎症させます。食品アレルギーもその一つです

リーキーガットにより取り込まれたタンパク質を免疫機能が異物と判断して抗原抗体反応を起こしてしまうのです

つまり、リーキーガットと言われる腸管の炎症を整えれば、新たなアレルゲンの発生もアレルギー症状も緩和できるという事です

 

リキーガットを起こす主な原因

①抗生物質・ステロイドなどの薬物の服用

②塩素入りの水道水・食品添加物・残留農薬

③暴飲暴食(小麦・砂糖・不飽和脂肪酸・乳製品・動物性たんぱく質・アルコール・カフェインなどの多量摂取)

④ストレス

などです

アレルゲンの排除ももちろんですが、リーキーガットを起こさない様に腸内環境を整えることにより、アレルギー症状を緩和することができます

遅発性アレルギーとは?

一般的な食物アレルギーは、アレルゲンとなる食品を食べた時に、じんましん・身体のかゆみなどの症状が出ます。このようにすぐに症状の出るアレルギーをⅠ型アレルギー(即時型アレルギー)と言います

この即時型アレルギーを起こす免疫抗体はIgEと呼ばれるものです

原因となるアレルゲンを摂ってから数十分から数時間で症状が出る分かりやすいアレルギーです

それに対して、食べ物を食べてから数日から数週間後に症状が出るのがⅣ型アレルギー(遅発型アレルギー)です。この遅発型アレルギーを起こす免疫抗体はIgGと呼ばれるものです

遅発型アレルギーは、アトピー性皮膚炎などの皮膚症状だけではなく、頭痛・めまい・うつなどの精神症状や、肩こり・腰痛・慢性疲労などを起こします

食べ物を食べてから数日から数週間後に症状が出るために、アレルゲンの特定が難しいアレルギー症状です

また、そもそもアレルギーだという事に気が付かない場合が多いのです

日本アレルギー学会は、その特定の難しさからかどうかはわかりませんが、IgG検査そのものを否定しています

『IgG抗体は日常的に常食するものが抗体として出来るだけで、直接アレルギー症状と関連が無い』という様な趣旨を日本アレルギー学会は発表しています

しかし、原因不明の症状が長期続いた場合は、IgG検査により遅発性アレルギーの可能性を検討すのも価値があると思います

多くの方が遅発型アレルギーを正しく認識してアレルゲンを排除して症状を緩和しているという報告があります

 

院長須藤の私感

私の場合は、うつ症・アトピー性皮膚炎・右肩の痛み・右腰から太ももにかけての痛みと痺れが継続して症状としてありました

IgG検査の結果、グルテンに対するIgG抗体が多いことがわかり、徹底的にグルテン(すなわち小麦製品)を排除したところ、すべての症状が消えました

遅発型アレルギーのIgG検査は、少なくともステロイドによる対処療法より賢い選択であるのは間違いのない事実だと思います

アレルギー対策

経皮感作防止

経皮感作というアレルギー発症の機序があります

これは、経皮つまり皮膚からのアレルゲンの侵入です

手や顔などに傷があった場合、そこからアレルゲンが侵入することがあります

小麦やピーナッツなどを原料として作られた保湿クリームなどが、傷から体内に侵入して抗原抗体反応を起こしてアレルギーを発症する場合があります

自然素材のものだから大丈夫と思って赤ちゃんの保湿に使っていたクリームがアレルギーを起こしてしまう。こんなことがあり得ます

これは、分子構造の大きいタンパク質が含まれている保湿クリームなどが傷から体内に入ると、身体は分子構造の大きなタンパク質を抗原とみなしてしまうからです

最近の保湿クリームなどは、タンパク質がアミノ酸レベルの小分子構造にまで分解されてアレルゲンとなりにくい製品がほとんどですが、傷やただれがある時に使う保湿クリームなどには、充分注意したいものです

口の周りなどに傷・ただれがある時に、タンパク質を含むものを食べて、傷などからアレルゲンが体内にはいる事があります

傷・ただれなどがある際は、保護クリームなどを塗ってアレルゲンが体内に入らない工夫が必要です

また、皮膚からの経皮感作は、皮膚表面の常在菌が少ないとアレルゲンが侵入しやすいと言われています

皮膚は、常在菌により保護されています

シャンプー・石鹸・アルコール消毒などにより常在菌が死滅してしまうと、アレルゲンが侵入しやすくなります

適度に清潔・・・が・・・適度な健康を保ってくれます

石鹸による洗いすぎにより皮膚のバリアーを壊さないように注意しましょう

アレルギーを起しにくい体質作り

アレルギー体質とは、副交感神経優位型でリンパ球が多い体質を指します

リンパ球が多いと抗体であるIgEの数も必然的に多くなってしまうため、ヒスタミンなどの炎症ホルモンの分泌が盛んになり、結果としてアレルギー反応が強くなってしまいます

子供は一般的に副交感神経優位型ですが、思春期以降は交感神経と副交感神経のバランスが自然と整い、アレルギー症状が和らぐ傾向にあります

ところが、運動不足や過食や室内型の生活により副交感神経優位な状態が続くと、アレルギーを起こしやすいリンパ球の多い身体になってしまいます

これをアレルギー体質と言います

このアレルギーを起しにくい体質作りには、過食を避け、適度に運動をして規則正しい生活をする必要があります

積極的に屋外に出て、五感を刺激する事をお勧めします

また、極度に交感神経優位なストレスフルな状態が続いた場合も、揺り戻しにより副交感神経が優位になりアレルギー体質になることがあります

ストレス性の急激なうつ症状に伴って、アレルギー症状が出る事があります

 

院長須藤の私感

私の場合は、幼少期のアレルギーが青年期には停滞し、中年期のストレス過多や運動不足により再発しました

現在は、和食を中心とした食事や小麦・砂糖の摂取制限、週一度の運動、毎日の散歩などにより、すっかり症状が緩和しています

腸内環境を整える

画像の説明

腸内環境が悪くなるとアレルゲンが侵入しやすくなり、アレルギー反応も起きやすくなるという話は、「アレルギーと腸内環境」という項で紹介した通りです

ここでは、具体的に腸内環境を整える為の方策を紹介します

腸内細菌バランスを整えてリーキーガット(腸管内の栄養を吸収する腸壁の炎症)を修復する為の方策です

  

腸内細菌バランスを乱しリーキーガットを起こす原因を一つずつ排除して行く為に、

①抗生物質・ステロイドなどの薬物の服用をやめる

②塩素入りの水道水・食品添加物・残留農薬を避ける

③暴飲暴食を控える(小麦・砂糖・不飽和脂肪酸・乳製品・動物性たんぱく質・アルコール・カフェインの過剰摂取を避ける)

④ストレスを避ける(睡眠を十分にとり、過労を避ける)

の四つが重要です
これらの努力により2~3週間で腸内環境が整うのを実感頂けます

 

実際に実感いただける効果は、

①便通が良くなる
②アレルギー反応が和らぐ(皮膚の炎症反応など)
③身体の痛みが和らぐ
④頭がスッキリする

などです

 

さらに腸内環境を良くするには

①プロバイオティクスと呼ばれる消化・分解されずに腸に届く乳酸菌の摂取
②プレバイオティクスと呼ばれる善玉菌(乳酸菌)の餌となる食品の摂取
③腸内細菌の育成を助ける体温の保持

などがあります。

 
①のプロバイオティクスは漬物・味噌・醤油・納豆・ヨーグルトなどの発酵食品です

ただし、化学合成されたり加熱殺菌されていない天然の菌が生きているものに限ります

 

②のプレバイオティクスは善玉菌の餌となる食品です

オリゴ糖を多く含む食品(バナナ・玉ねぎ・ごぼう・キャベツなど)や、水溶性食物繊維を多く含む食品(納豆・わかめ・きのこ)などです

また、冷ご飯も水溶性植物繊維を多く含むプレバイオティクスと言えます

  

③については、腸内細菌も生き物です

お腹が冷えていては活動も低下します

冷たいものの摂取を控えたり、お風呂にしっかり入るなど、体温の保持に心掛けましょう

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