慢性頭痛を整体で整える

慢性頭痛は自律神経やホルモンバランスの乱れなどが原因です
自律神経とホルモンバランスを整える事により痛みは緩和します
薬を飲み続けると、根本解決にならないばかりでなく、腸内環境を悪化させ、更にホルモンバランスと自律神経を乱して悪循環してしまいます
自律神経とホルモンバランスは身体の過緊張(身体のこわばり)を取り除き、腸内環境を整える事により安定します
また、痛みがやわらいだ後は、食事や生活習慣の見直しによりご自身で自律神経やホルモンバランスを保持して、痛みの出ないお身体を作って行く事がだいじです
当整体院は、慢性頭痛でお困りのあなたをサポートいたします
慢性頭痛を和らげる為に『ゆるむ』が提供するもの
全身の筋肉・皮膚・腸をゆるめることにより、血流とリンパの流れを促進させ、乱れた自律神経とホルモンバランスを整えます
また、施術中に脳内からアルファー波が分泌・放出されて、ストレスを解放します
これらにより、緊張型頭痛の原因である首肩の過緊張や片頭痛の原因である脳神経の興奮を和らげます
また、食事・生活習慣や身体の使い方・呼吸の仕方などのアドバイスにより、頭痛を和らげる為のヒントを提供します
そして、慢性頭痛の原因の一つであるストレスの軽減をサポートいたします
慢性頭痛全般及び対策を詳しく知りたい方は以下をご覧ください
一般的な頭痛
一般的な頭痛には緊張型頭痛・片頭痛・群発性頭痛があります
他にも、薬剤の使用過多による頭痛や様々な病理による頭痛があります
慢性頭痛の約90%が緊張型頭痛と片頭痛であると言われています
この緊張型頭痛と片頭痛は生活習慣の見直しや肉体的・精神的なストレスを排除する事により軽減する事が出来ます
緊張型頭痛
緊張型頭痛の特徴
もっとも代表的な慢性頭痛に緊張型頭痛があります
慢性頭痛の70%は緊張型頭痛たと言われています
頭をロープで縛りあげた様な鈍い痛みが続きます
首肩の緊張によるコリや痛みを伴うのが特徴です
痛みは2~30分から1週間の場合まで様々です
頻度により、時々起こる『反復型』と毎日の様に起こる『慢性型』があります
慢性化すると日常生活が困難になる場合もあります
緊張型頭痛チェックリスト
☑ 頭が締め付けられるように痛む
☑ 頭が重い
☑ 首肩・背中にコリや痛みを感じる
☑ 目が疲れる
☑ めまいがしてふらふらする
☑ 午後に痛むことが多い
☑ 動くと楽になる
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛は、頭部・頸部・背部の筋肉の過緊張が原因です
身体的、精神的なストレスにより交感神経が亢進して、頭部の側頭筋・後頸筋、頸部の筋群、僧房筋などが過緊張して血流が阻害され発痛物質が発生し、神経を刺激して起こります
緊張型頭痛の遠因
ストレスや不安による自律神経の乱れ
デスクワークや車の運転など、同じ姿勢での長時間労働
パソコン、スマホなどによる眼精疲労
緊張型頭痛のやわらげ方
痛む時の対策
首肩背中のストレッチや散歩・入浴など、血流を整えましょう
長期的な対策
自律神経の安定を促す生活習慣を心がけましょう
十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけましょう
筋肉の過緊張を起さない様に、適度な休憩とリラックスをしましょう
首肩に負担の少ない正しい姿勢に心がけましょう
寝るときの枕の高さにも気を配りましょう。高すぎる枕は首肩の緊張が解けません
重たいトートバックなどを肩に深く掛けるのは避けましょう(浅く掛けましょう)
片頭痛
片頭痛の特徴
一般的な慢性頭痛の一つに片頭痛があります
片頭痛は、慢性頭痛の約20%を占めるといわれています
女性、特に生理前後に起こったり、思春期、産後や更年期などのホルモン分泌に変動がある場合に起こりやい特徴があります。
片側あるいは両側のこめかみに、ズキンズキンとした痛みを感じます
心臓の鼓動に連動した脈打つ痛みを感じます
痛みは2~3時間の場合から何日も続く場合まで様々です
痛みの頻度は月に1~2回程度から週1~2回の場合まで様々です
痛む時に動くと痛みが増すのも特徴です
片頭痛チェックリスト
☑ ズキンズキンと脈打つように痛む
☑ こめかみの片側または両側が痛む
☑ 動くと痛みが増す
☑ 痛い時は日常生活が困難な状態になる
☑ 吐き気・嘔吐・下痢をする事がある
☑ 音がうるさく感じる
☑ 光がまぶしく感じる
☑ においに敏感になり、芳香剤の匂いなどに嫌悪感を感じる
片頭痛の原因
片頭痛は、脳の興奮による痛みと言われています
最大の原因は、様々なストレスです
過度なストレスにより交感神経が優位な状態が続き、脳が興奮状態となり、脳内の血管が拡張して三叉神経を圧迫した結果起こる頭痛です
女性の場合、女性ホルモンの変動が血管の拡張や収縮に大きく影響する事から、男性よりも片頭痛を起し易いと言われています
片頭痛の遠因
睡眠不足、運動不足、偏った食事などの生活習慣の乱れ
女性の場合、生理・思春期・産後・更年期などのホルモンバランスの変動
風邪や過労などの体力の低下
音、光、匂い、気温の変化、気圧の変化など外界からの刺激
タバコ、アルコール、コーヒーなどの刺激物
片頭痛のやわらげ方
痛む時の対策
片頭痛は交感神経の亢進により脳が興奮状態となり、脳の血管が拡張して三叉神経を刺激しています。静かに安静にするのが一番です
リラックスしようと入浴したりすると、かえって血管が拡張して痛みが増します。そっと静かに過ごして、高ぶった神経が和らぐのを待ちましょう
長期的な対策
自律神経やホルモンバランスを整える生活習慣を心がけましょう
十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事をこころがけましょう
刺激物の摂取を最小限にしましょう
ストレスの蓄積を防止しましょう
頭痛と耳鳴りめまい
頭痛持ちの人は耳鳴りやめまいを伴う場合がとても多いです
何故なら、多くの耳鳴りやめまいは片頭痛と同じ、脳の興奮により起こるからです
つまり、片頭痛対策をすれば耳鳴りやめまいも予防できるという事です
頭痛と不眠
頭痛持ちの方は不眠を伴う人がとても多いです
頭痛も不眠も自律神経が乱れた結果です
自律神経を整える生活習慣で整える事ができます
不眠対策
朝陽を浴びる→朝陽を浴びた16時間後に睡眠誘引ホルモン「メラトニン」が分泌される
寝る前に強い光を見ない・浴びない→睡眠誘引ホルモンが出なくなってしまうから
寝る前に刺激物を取らない(タバコ・アルコール・コーヒー)
安易に薬に頼らない→脳と身体の回復が得られないから
無理して眠らない→浅い長い睡眠よりも深い短い睡眠の意識で
頭痛とストレス
片頭痛も緊張型頭痛も原因はストレスです
ストレスを上手に受け流したり、ストレスに強い心と身体を作る事により、頭痛の頻度も下げられます
ストレス対策には【3R】Rest・Relaxation・Recreationを意識しましょう
Rest(レスト):休養・睡眠
適度な休息・休養と睡眠がストレスの蓄積を防止してくれます
Relaxation(リラクゼーション):癒し
心と身体をゆるめる事により自律神経が安定します
Recreation(レクレーション):趣味・娯楽
日常を離れてリフレッシュする事で、意欲的で健康な毎日を送れます
頭痛に効く自己療法
緊張型頭痛の方に
筋弛緩法
①息を吸いながら肩を上げて首肩に5秒~7秒力を入れます
②息を吐きながら一気に脱力します
筋肉は緊張の後に弛緩する習性があります。この方法により首肩全般の血流を整えます
首回し
①始めは左右に倒します
②次に左右に向けます
③最後にグルグル回します
この方法も首肩全般の血流を整えます
緊張型頭痛及び片頭痛の方に
3:2:15の深呼吸
3秒吸って2秒止めて15秒吐き出します
吐く時にストローを吹く様なイメージで長く吐息しましょう
吐息の時に副交感神経が優位になります
副交感神経が優位になると、心拍・血圧が低下し、乱れた自律神経も安定します
そして、脳の興奮も鎮まります
これらにより、緊張型頭痛も片頭痛も痛みが緩和して行きます
頭痛に効く食事
マグネシウム、カルシウム
筋肉や血管の働きを正常化します
ビタミンB2
脳の興奮を抑制します
食物繊維
腸内細菌が活発に活動して神経が安定します
大豆製品
身体をアルカリ性に保ちつつタンパク質を摂取してホルモン産生を促します
豆、海藻、根菜類を積極的に摂る事をおすすめします
特に、伝統的な和食が片頭痛を始めとする慢性頭痛の予防に効果が期待出来ます
ポリフェノールを多く含むワイン・チョコレートなどは片頭痛で痛みを発症している時は控えましょう。何故なら、これらのポリフェノール多く含む食品は血管拡張作用があり、痛みを増してしまう可能性があるからです